中国の立場から見るイラク戦争と私が考えた中国の未来の外交方針

2003年4月3日

正義の戦争なんかない!アメリカはイラクの国民を解放するとか言ったが、本当の目的は中東の支配にある。 決して、多くの人だちが言ったように、テロを根絶や石油利権など小さい欲望ではない。中東を支配すれば、 世界を支配するに等しい。アメリカの対イラク戦争は世界を支配するための始まりで、しかし、それを真剣に 考えた国はほとんどない。これは危険なことです。中国の立場からもちろんイラク戦争を支持しないが、同時に アメリカに対し、警戒をしなければならない。アメリカにとって、中国は潜在的な敵で、中国で起きたいくつかの 爆弾テロはCIAと関係があると言われている。もちろん、それは本当ではないかもしれないが、少なくとも 金の支援があると思う。今のアメリカの政権が続く限り、中国とアメリカの間に何らかの衝突が起きるかも。 まあ、今の中国政府は経済の方が中心で、アメリカとの衝突を避けている。
中国の周りはかなり複雑な状況で、朝鮮半島の問題、インドとパキスタンの対立、台湾問題などある。まず、 中国と周辺諸国との関係について述べたいと思う。ロシア、中国と友好関係を結び、軍事的な協力を行なっているが、 中国が強くなるのを恐れ、インドに中国以上の最新兵器を売却し、中国をけん制しようとしている。だから、 一見なかのよさそうな両国だが、同盟などを結ぶ可能性がない。北朝鮮、朝鮮戦争の時に中国は派兵したが、 今になって北朝鮮はロシアとの関係を重視し、中国と別によくもない、悪くもない。またアメリカは北朝鮮 を侵攻する場合、中国は北朝鮮を支援したいと思う(口だけの支援はするだろう)。日本、中国の人が日本に 対して印象はよくない。50年前の戦争と今の教科書の問題があるから。中国にとって日本のイメージは アメリカの東アジアの手下のような感じです。経済協力があっても、外交的な協力はありえない。インド、 中国をライバルとしている。インドの政府関係者はインドにとって最大の敵は中国だと発言した。そして、 インドはチベットの独立を堂々と支持している。将来、中国とインドの戦争は避けられないだろうと思う。 台湾、台湾問題は中国とアメリカ(日本も巻き込むだろう)と衝突の要因としている。ロシアの対インド 方針と同様、台湾はアメリカの中国をけん制する駒です。十年以内武力を使ってもこの問題を解決するという 中国政府の方針です。アメリカ、利益の衝突はないが、自らの世界のトップの地位を守るために、中国は 潜在的な敵だと考えている。ある程度の軍事力を待たない以上、中国政府はアメリカとの衝突を避けるだろう。 以上のように、中国の周りに敵ばかりで、アジアにおいて、中国と同盟を結ぶような国はないだろう。 同様に、東アジアにおいて経済の協力のために何らかの組織ができても、EUのような 形にはならないだろうと思う。しかだって、未来の中国の外交方針は周辺地域の平和を保ちつつ、各国と の関係をバランスよく取ることです。十年以内、中国は経済発展を図りながら、技術レベルの進歩と軍事力の 強化を進む道を歩くだろう。