Ikeda Lab.
Research

耐量子ロジックロッキング

#Elliptic curve cryptography

研究概要

ロジックロッキングは、集積回路の知的財産権とセキュリティを保護するデジタル回路設計技術です。多くのチップ設計企業は他社の機能モジュールを購入し、ファウンドリーに製造を依頼します。このプロセス中で設計の漏洩が懸念されるため、ロッキングが必要です。ロジックロッキングの概念は、特定の条件下でのみチップが正常に機能するように、回路設計に特定の論理ゲートや要素を組み込むことです。図に示されているように、NOTゲートをXORゲートに置き換え、鍵が1で入力された場合にのみ正常に動作するよう設計します。本研究では、ロジックロッキングをより安全にし、オーバーヘッドを小さくする方法について探求しています。 logic_locking